11.11 11:11
ケルンのカーニバルは毎年11月11日11時11分に始まります。朝早くから街に繰り出し一斉にカウントダウン、お酒飲んで歌って踊って知らない人同士肩を組んで大騒ぎです。
Kölle alaaf!!
合言葉はKölle alaaf。乾杯する時も挨拶も。
Costume
カーニバルには仮装して参加。キャラクターの仮装をしたり、ケルンカラーの赤と白でおしゃれをしたりとスタイルは人それぞれ。
ドイツに来て4日目でしたがこんなビックイベントに参加できたおかげで学校の友達ともすぐに距離を縮めることができました。いつもは真面目なドイツ人もこの日は知り合い友達関係なく皆仲良くお祭り騒ぎ。若者だけじゃなくておじいちゃんおばあちゃんも笑顔でとっても楽しそう。
Ship in harbor
ライン川に突き出るようにしてできた港、Rheinauhafen。その先に建てられたチョコレート博物館はまるでガラスと鉄の船とも言われます。一歩足を踏み入れると甘いチョコレートの香りに包まれます。
History of Chocolate
チョコレートの原料であるカカオの生産地やその輸入の歴史、チョコ販売機や包み紙のギャラリーなどチョコレートにちなんだ展示がいっぱい。歴代チョコCMが流れるシアターは時間を忘れて見てしまうくらい面白かった。
Golden Cocoa Tree
館内奥にある黄金のカカオの木。その根元からはとろっとろに溶けたチョコレートが流れ出ています。おじさんにたっぷりチョコをつけたウエハースをもらいました。
Lindt
館内ではLindtチョコレートの生産工程を間近で見ることができます。大きな機械で大量生産されるチョコはチケット購入時にもらえるチョコのようです。
中世にタイムスリップしたかのような古い建物が立ち並ぶ旧市街もあれば、ガラス張りの新しいビルも建つケルン。街を歩けば巨大な頭が転がっていたり、ビルにはアイスクリームが刺さっていたりと町中にアートが溢れています。ちょっとした標識や看板もおしゃれ。
チョコレート博物館もあるRheinhauにはくの字型に曲がったビルが建っています。ケルンの新しいランドマークにもなりつつあるこの建物には多くの有名企業のオフィスが入っています。
11月23日より待ちに待ったクリスマスマーケットが始まりました。小さい頃からずっとずっと憧れていた本場と言われるドイツのクリスマスマーケットに訪れることができて感無量でした。寒く暗いドイツの冬を彩る町中に溢れたクリスマスの装飾品は地元ドイツ人の心も弾ませます。焼きアーモンドの甘い匂いやソーセージの香ばしい匂いが漂い、グリューワインを片手に会話を楽しむ人々で溢れかえるマーケットは異世界の雰囲気をもちながらもドイツの冬の日常として人々に愛されていました。
ケルンは都会といえど自然も多くて私にはとても過ごしやすい環境でした。夜になれば電気も少なく辺りは真っ暗。日曜日には本当にパン屋さん以外のほとんどのお店は開いていません。最初はドイツのライフスタイルに少し戸惑いましたが、なるべく自然のままの環境に合ったリズムで過ごす姿勢に魅力を感じ引き込まれていきました。慣れない環境でもマイペースに過ごせたのもそのおかげだと感じています。3週間と短い期間でしたが私には十分すぎる経験ができたケルン滞在でした。